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上皇后美智子さま「乳がん公表」が物議 ネットバッシングが宮内庁発表理由か

編集部 小田代理沙子

去る8月9日、「上皇后美智子さまが早期乳がんと診断された」とのニュースが全国を駆け巡りました。宮内庁の発表によると、7月12日の健康診断で左胸の乳腺に異常が見つかり、3日後の15日に東大病院で行ったMRI検査で悪性腫瘍を疑わせる所見が認められたとのこと。

「ご静養なさって早く回復を」「年齢を考えるととても心配」「早期なら大丈夫。ご回復をお祈り申し上げます」と美智子さまを心配する声がネットでも広がっています。

一方、「宮内庁が発表する必要はないはず」「退位したんだから、報道する必要はないのは明らか。そっとしておくべき」と乳がんを発表した宮内庁に対して疑問を呈する声も増えてきました。

皇后を退位された上皇后美智子さまの乳がん発表には、バッシング対策もあったのか。

美智子さま 週刊誌報道で声を失った過去

美智子さまは、「批判記事により数か月間声を失った」過去があります。宮内庁のホームページに、声を失った理由は批判記事とはっきりと書かれていました。

皇居内のゴルフ場であった場所に両陛下の御所建設が計画された際,昭和天皇が愛された自然林を皇后さまが丸坊主にした等の報道がなされ,前後数ヶ月に及ぶ謂われない批判記事の連続により,皇后さまは何ヶ月も声を失われる事態に陥られました。

宮内庁ホームページ「眞子内親王殿下に関する最近の週刊誌報道について」より引用

当時、皇后さまだった美智子さまが批判記事の連続により声が出なくなってしまったというニュースは国民に大きな衝撃を与えました。同時に、美智子さまが「世間の声や評判に強いストレスをお感じになられる」ことも広く知られるようになっていきます。

そして、「美智子さまは週刊誌の記事やネットの記事をチェックしている」という指摘がネット掲示板でも盛んに見られるようになっていきました。

眞子さまの結婚問題や雅子さまイジメ・引っ越し問題

美智子さまへの「ネット上でのバッシング」は、2018年から2019年前半にかけ激しさをましていきました。

美智子さまがネットでバッシングされているのは主に次の3点が多いです。

  • 「眞子さまと小室圭さんとの結婚問題」批判の矛先が秋篠宮さまや紀子さまから、美智子さまにまで向けられるようになりました。
  • 「美智子さまのいじめが原因で雅子さまは苦しんでこられた」雅子さまが皇后になられて劇的に復活したことで、雅子さまの病気は美智子さまの嫁イジメがあったからではないかという指摘。
  • 「上皇・上皇后さまが引っ越さない問題」荷物の整理が追いつかないなどの理由をつけて、2人が引っ越しを先延ばししているという指摘。

平成から令和へのお代替わりに伴い、国民の雅子さまへの評価が「マイナスからプラス」へと180度変わる中で、入れ替わるように美智子さまが「プラスからマイナス」評価を受けるようになったと言えば、まとめすぎでしょうか。

宮内庁が上皇后さまの乳がん発表はバッシング対策も

「上皇后さまになられたわけだから、病気のこと・ましてやガンの発表などせずに、そっとしてあげて欲しい」と誰も考える美智子さまの乳がん発表。ただ、これまでの美智子さまへの世間の評価とそれに対する宮内庁の対応を考えると、宮内庁が乳がんを発表した意図も分かるような気がしてきます。美智子さまが望んだ「乳がん発表」だったのかもしれません。

心臓病・白内障の手術、そして乳がん。引っ越しどころではないという指摘もある上皇后美智子さま。

いずれにしても、早期発見とはいえ高齢での乳がんは本当に心配です。美智子さまは8月いっぱい静養されて体力・気力を回復するとのこと。9月以降の治療が首尾よく順調に進むことを願ってやみません。

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