安倍首相と秋篠宮紀子さま「悠仁天皇・男系男子維持に共闘」の無意味

編集部 小田代理沙子

悠仁さまの誕生以来13年間先送りにされてきた、「安定的な皇位継承策の検討」がこの秋から始まります。

皇族数が減り続ける中、「天皇陛下と皇后雅子さまの長女である愛子さまを時期天皇に」と国民の期待が高まっています。

対して、男系男子天皇のみが皇位継承権を持つ今のルールを維持させ、悠仁さまを時期天皇にしたい安倍官邸政府が、秋篠宮家・紀子さまと共闘すべく動きだしました。

女性天皇は認めない 「結論ありき」での議論

5月に新聞各紙が実施した世論調査では、「女性天皇に賛成」している国民が70%後半~80%に迫る勢いでした。上皇陛下までもが「愛子を将来の天皇に」との意思を明らかにしている中、「政府のけん制」報道が出たのが7月27日。

政府は安定的な皇位継承策の検討にあたり、現在の継承順位を変更しないことを前提とする方針だ」と読売新聞朝刊が報じました。あたかも、「女性天皇など議論の議題にもしませんよ」と政府の意向を暗に示しているかのような報道です。

「男系男子だけが天皇になれるというこれまでのルールは変えない」前提で、皇位の安定的な継承策を話し合うとは、「国民世論8割を無視します」と宣言したに違いないわけですが、菅官房長官は読売新聞の報道を、肯定とも否定ともとれる言い方。様子見です。

安倍首相に近い官僚が「続々と」秋篠宮家入り

紀子さまが悠仁さまをご出産したことで、「女性天皇をめぐる議論」がとん挫したのが2006年。紀子さまは「息子を将来の天皇にする」と強い決意で悠仁さまを大切に育ててきたに違いありません。

紀子さまは悠仁さまを天皇にし「天皇の母になる」ことが使命だとお考えのはず。「愛子天皇を待望する声」がどれだけ大きくなろうが、そんなことを許せるはずがありません。

くしくも利害が一致した安倍政権と秋篠宮家。「愛子天皇阻止」のために、連携・共闘への具体的な動きを加速させているという週刊誌の記事もあります。

秋篠宮家と安倍首相が協力しても女性天皇の流れは不可避

秋篠宮さまは「モノいう皇族」として政府からは煙たがられる存在だとこれまでは報じられてきました。一時は、「秋篠宮家叩きの記事がこれだけ次から次へと出てくるのは、政府の意向ではないのか」とまで報じられていました。つい半年前のことです。

それが、「悠仁さまを天皇にするために手を取り合う関係」になったと手のひらを返すような記事が週刊誌に並んでいる現状に早変わり。

秋篠宮さまや紀子さまが悠仁さまに皇位を継がせたいと考えているのは間違いないし、安倍官邸が男系男子天皇しか認めたくないのは事実。とはいえ、安倍首相に近しい人物が秋篠宮家で働いたところで国民世論が変わるはずもありません。

秋篠宮家の評判が下がるところまで下がってしまったきっかけは小室圭問題にほかなりませんが、その問題の本質は「秋篠宮家の教育」です。

皇室のための大学である学習院大学さえ途中でやめて好きな大学に行くことを許した秋篠宮さまと紀子さま。「自由な皇室」を掲げた我が子への教育の結果、どうなったのか。

成人した眞子さま・佳子さまの姿を見ている国民が、愛子天皇を支持しているわけです。政府の職員が秋篠宮家に入って協力関係を築いたところで、「愛子さまを皇太子・天皇に」という民意が覆ることがあるでしょうか。

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