- 「勉強しなさい」が効かない理由
- 勉強しやすい環境を整える
- 決まった時間に取り組む流れを作る
- 短い時間から始める
- できたらしっかりほめる
- 親も一緒に取り組む姿勢を見せる
- 結果よりも過程を大切にする
- 続けてみて感じた変化
- 勉強の「ごほうび」より「達成感」を大切に
- つまずいたときは一緒に考える
「勉強しなさい」が効かない理由
私が気づいたのは、「勉強しなさい」と言うだけでは、子どもは動かないということでした。言われるとかえってやる気をなくす、というのは、大人でも同じです。叱って無理にやらせても、勉強が「嫌な義務」になってしまい、長続きしません。つまり、勉強の習慣を育てるには、叱るのではなく、自分から取り組みたくなる環境を作ることが大切だと気づきました。声かけの仕方や、まわりの環境を見直すことで、子どもの様子は変わっていきました。
勉強しやすい環境を整える
いちばん効果があったのが、勉強しやすい環境を整えることでした。机の上が散らかっていたり、まわりに気が散るものがあったりすると、集中できません。私は、子どもが勉強する場所を、すっきり整えるようにしました。必要なものがすぐ手に取れて、誘惑になるものは遠ざける。それだけで、机に向かいやすくなります。環境が整っていると、「やろう」という気持ちのハードルが下がります。叱る前に、まず環境を見直す。これが、勉強の習慣づくりの土台になりました。
決まった時間に取り組む流れを作る
勉強を習慣にするために、決まった時間に取り組む流れを作るようにしました。「ごはんの前に」「この時間になったら」というように、生活の中に勉強のタイミングを組み込むのです。私は、毎日だいたい同じ時間に勉強する流れを作るようにしました。リズムができると、子どもも「この時間は勉強」と自然に受け止めるようになります。毎日バラバラだと習慣になりませんが、決まった流れがあると定着しやすいです。生活のリズムに組み込むことが、習慣づくりのコツです。
短い時間から始める
はじめから長時間の勉強を求めると、子どもは負担に感じて続きません。私は、まず短い時間から始めるようにしました。短くても、毎日続けることが大切です。「これくらいならできる」という量から始めると、子どもも取り組みやすくなります。慣れてきたら、少しずつ増やせばいいのです。最初から完璧を求めず、小さく始める。この積み重ねが、無理のない勉強の習慣につながります。ハードルを下げてあげることが、続ける助けになると感じています。
できたらしっかりほめる
子どものやる気を育てるのに、ほめることはとても大切です。私は、子どもが勉強に取り組んだら、結果だけでなく、取り組んだこと自体をほめるようにしています。「がんばったね」「自分からやってえらいね」と声をかけると、子どもはうれしそうにします。ほめられると、また次もやろうという気持ちになります。逆に、できないことばかり指摘すると、やる気をなくしてしまいます。小さな「できた」を認めること。それが、勉強を前向きなものにしてくれます。ほめることは、何よりの後押しです。
親も一緒に取り組む姿勢を見せる
子どもは、親の姿をよく見ています。私は、子どもが勉強している時間に、自分も本を読んだり、調べ物をしたりするようにしました。親が何かに取り組む姿を見せると、子どもも「自分もやろう」という気持ちになります。「勉強しなさい」と言いながら、親がくつろいでいては、説得力がありません。一緒に学ぶ雰囲気を作ると、子どもも前向きになります。親自身が学ぶ姿勢を見せることが、子どもにとっていちばんの手本になると感じています。
結果よりも過程を大切にする
勉強というと、つい点数や結果に目が向きがちです。でも私は、結果よりも、取り組む過程を大切にするようにしています。点数が良くなくても、こつこつ努力したことを認める。そうすると、子どもは「がんばること」そのものに価値を感じられます。結果ばかりを求めると、子どもはプレッシャーを感じ、勉強が嫌いになってしまうこともあります。過程をほめ、努力を認める。それが、長い目で見て、学ぶことを好きにさせる近道だと感じています。あせらず、見守る姿勢が大切です。
続けてみて感じた変化
これらの工夫を続けるうちに、子どもが少しずつ自分から勉強するようになりました。「勉強しなさい」と叱る回数が減り、私のイライラも減りました。子ども自身も、できたことで自信がついたように見えます。特別なことはしていません。環境を整え、決まった時間に、短く始め、ほめる——この積み重ねだけです。子どもの性格はそれぞれなので、合う方法は違いますが、叱るより環境づくりという考え方は、多くの場面で役立つはずです。子どもの勉強に悩む方は、まず「勉強しやすい環境を整える」ことから始めてみてください。
よくある質問(Q&A)
勉強の「ごほうび」より「達成感」を大切に
子どもの勉強で、ごほうびで釣る方法もありますが、私はごほうびよりも、達成感を大切にするようにしています。「終わったらおやつ」も時には効きますが、それが目的になると、ごほうびがないとやらなくなってしまいます。それよりも、「できた」「分かった」という達成感を一緒に喜ぶほうが、長続きします。問題が解けたときに「すごいね、分かったね」と一緒に喜ぶ。その積み重ねが、勉強そのものの楽しさにつながります。外からのごほうびより、内側から湧く達成感を大切にしたいと感じています。
つまずいたときは一緒に考える
子どもが勉強でつまずいているとき、私はすぐに答えを教えるのではなく、一緒に考えるようにしています。「どこが分からない?」と聞いて、一緒に考える姿勢を見せると、子どもは安心します。分からないことを責めるのではなく、寄りそう。そうすると、子どもは「分からない」と言いやすくなり、つまずきを乗り越えやすくなります。一人で抱え込ませず、一緒に向き合う。その安心感が、勉強を続ける支えになります。親は教える人というより、一緒に考える仲間でありたいと感じています。


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